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日本女性差別事件資料集成

日本女性差別事件資料集成

日本女性差別事件資料集成17

日本女性差別事件資料集成17

販売価格209,000円(税込)

複合差別事件資料

販売価格 209,000円(税込み)
ISBN:978-4-86369-594-8(セットコード)

■全5巻+別冊解題1冊
■B5判・上製
■2019年12月刊行
■解題:上瀧浩子、大杉光子、李信恵

17期収録資料一覧
ヘイトスピーチ損害賠償請求事件

Ⅰ ヘイトスピーチを提訴、「人種差別と女性差別との複合差別にあたる」と認定
在日朝鮮人の李信恵氏(原告)が「在特会」及び同会元代表によるヘイトスピーチに対し提訴。一審の大阪地裁では原告の訴えを認め、「人格権を違法に侵害するもの」とし、77万円の支払いを命じた。さらに二審の大阪高裁では人種差別を認めた一審から踏み込み「人種差別と女性差別との複合差別に当たる」と認定した。
Ⅱ 差別的投稿のまとめサイトの管理者を提訴、人格権の侵害と認定
原告についての「2ちゃんねる」等、ネット上の差別的投稿を、まとめサイト「保守速報」のブログに40本以上記事として掲載したことに対して提訴。一審の大阪地裁判決は「保守速報」の投稿記事は、社会通念上許される限度を超えた侮辱、人種差別にあたると判断。原告の容姿等への言及についても「じょせいとしての尊厳を害した程度は甚だしい複合差別である」と認定し被告に200万円の支払いを命じた。
Ⅲ 判決文のほか裁判資料を多数掲載
Ⅳ 原告代理人と原告による丁寧な解題
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