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単行本(考古学、女性労働ほか)

その他単行本

今日の食と農を考える

著:樫原正澄,江尻彰

今日の食と農を考える

販売価格2,200円(税込)
2015年3月刊行

ISBN:978-4-86369-393-7
A5判 286ページ 並製

【紹介】
変貌する日本人の食生活。
日本が抱える食と農業の諸問題に生産と流通の両面から迫る。

【目次】
第一章 瓦論
解説    瓦が持つ歴史情報を求めて
第一節  歴史情報源としての瓦
第二節  瓦の見方について
第三節  屋瓦の供給体制
第四節  官窯の条件
第五節  恭仁宮造営に際して稼働した西山瓦屋の工人達
第六節  平安京に運ばれた丹波の瓦
第七節  一一世紀後半における播磨系瓦屋の動向と歴史的背景
第八節  明石にもいた清盛贔屓
第九節  奈良番匠が作った瓦
第十節  平安貴族は瓦葺の家に住んだか
第一一節 ミャンマーの瓦

第二章 木器論
解説    共通の研究基盤を構築するために
第一節  木製農具の研究方法
第二節  農具の変遷
第三節  木製容器の種類と画期
第四節  四方転びの箱
第五節  階級格差を示す木工技術
第六節  「撓柄斧」の提唱
第七節  古代エジプトと日本列島の木鍬における他人の空似

第三章 寺院論
解説    遺跡保存整備の前提として
第一節  都城の寺院
第二節  双塔伽藍の伝来と展開
第三節  市道遺跡における寺院構造の変遷に関する一試行
第四節  讃岐中寺廃寺の空間構造
第五節  寺院資財帳から国分寺を考える 



著者プロフィール
上原真人 (ウエハラ マヒト) (著/文)
1949年生まれ。1973年京都大学文学部卒業。
1979年、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
1979~96年奈良国立文化財研究所勤務。
1996~2015年京都大学大学院文学研究科教授(考古学)。
現在、京都大学名誉教授、辰馬考古資料館館長。
主要著書 『蓮華紋』(至文堂、1996年)、『瓦を読む』(講談社、1997年)
『古代寺院の資産と経営―寺院資財帳の考古学―』(すいれん舎、2014年)
主要編著 『木器集成図録 近畿原始編』(奈良国立文化財研究所史料第36冊、1993年)
『皇太后の山寺―山科安祥寺の創建と古代山林寺院―』(柳原出版、2007年)


今日の食と農を考える
変貌する日本人の食生活。
日本が抱える食と農業の諸問題に生産と流通の両面から迫る。

Ⅰ今日の食生活と食料生産
第1章  変わる食生活、その問題点は?
第2章  世界の食料生産・消費を考える
第3章  日本の農業生産はどうなっているか?
第4章  日本農業を誰が担うか?
第5章  戦後日本農政を考える
第6章  日本農政の課題は何か?
第7章  先進国の農業政策はどうなっているか?
第8章  日本のアグリビジネスの動きは?
第9章  農業協同組合はどうなる?
第10章 中山間地域問題を考える
第11章 農村地域の活性化を考える
第12章 世界の農産物流通はどうなっているか?
第13章 農産物貿易の自由化を考える
第14章 食品関連産業と食料流通を考える
第15章 日本の食糧確保とコメ政策を考える
第16章 卸売市場はどうなっているか?
第17章 市場外流通はどうなっているか?
第18章 青果物流通はどうなっているか
第19章 畜産物流通はどうなっているか?
第20章 水産物流通はどうなっているか?
第21章 食の安全・安心と農産物流通を考える
第22章 これからの農産物流通を考える


【著者プロフィール】
樫原正澄 (カシハラ マサズミ) (著)
1951年、大阪府生まれ。大阪府立大学大学院農学研究科博士課程修了。
関西大学経済学部教授

江尻 彰 (エジリ アキラ) (著)
1949年、愛媛県生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。
関西大学商学部非常勤講師
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